
軟式と硬式の投げ方は一緒っていうのは分かったけど、
打ち方はどうなの?


前回は軟式と硬式の投げ方についてお話しましたが
今回は打ち方の違いをご説明していきたいと思います^^
硬式ボールから軟式ボールに切り替えてからなかなか打球が飛ばない・・・。
バッティングセンターに行っても、なんだかこすった打球が上がるだけ・・・。
自分では捉えているはずなのに・・・なぜだろう・・・。
・・・そのような経験や話しを聞いたことはありませんか?
軟式野球でのバッティングのコツはもちろんあります!!!
バッティングの新しいコツ!飛距離を伸ばす為のトレーニング徹底解説
軟式から硬式に切り替えると、打球が上がらないという悩みを抱えることもあるかもしれません。
これは、硬式と軟式の打ち方の差をしっかり理解していくと変化が出てくるので、

その点に関して解説していきましょう^^
軟式と硬式はこれだけ違う

軟式ボールはゴムで出来ていて中身は空洞ですが、
硬式ボールはボールの中にコルクの芯が入っていて、
その上に糸と革が巻かれています!!
『小さい時に硬式ボールの糸を全部はがして、
中からコルクの芯をいくつも取り出していたことを思い出しますね・・・笑』
・・・余談が過ぎました・・・^^
その分、反発力でボールがバットに当たる際の形状の変化に大きな差が出ます!!
軟式ボールは柔らかく硬式ボールは硬い。

まずはこの点を抑えておいてください^^
ちなみに最近の新球M号やJ号といった新基準のボールは、
従来の軟式ボールより硬く作られており、
ボーイズ(中学生から硬式ボールを扱う)に行かずに、
地元の中学校の部活でも硬式ボールにより近い感覚でプレーすることで、
高校野球でボーイズ上がりの選手とあまり大差が出ないようにしている!という話も出ています^^
なので、球速や飛距離等も伸びるという話です!!!
軟式ボールの飛ばし方
軟式ボールのバッティングにおいて重要になってくることは、
いかにボールを「潰さないか」という点です!!
中が空洞でゴム製の分、バットが接触することで形状が変わります。
よく、潰れたボールの反発で打球に勢いをつけて、
強い打球を打つ!という風に勘違いしている方がいるのですが、
それは全くの逆効果です!!!
できるだけバットに長くボールを当てて、
バットに乗せて打つ!という感覚を持つことが大事になってきます。
ですが、スイングスピードがある程度速くなると、
ボールが潰れてしまいますので、軟式で飛ばしたい!とお思いならば、
ビヨンドマックス等の芯がゴム製になっているバットを使用するのが手っ取り早くていいと思います^^!!!
軟式野球の新球M号対応バットおすすめ5選!何を買うか迷っている人必見!
硬式ボールの飛ばし方
硬式ボールは軟式とは少し異なります。
ボールの中には芯があり、軟式ボールほど形状が変わりづらいので、
どちらかというと回転をかけて飛ばすというイメージになります!!
具体的な飛ばし方は、ボールの下半分に45度位の角度でバットを入れて、

ボールに回転かけて打つというイメージです。
これは、アッパースイングでボールを下から捉えろという訳ではなく、
あくまでレベルスイングでボールに向かっていくことをお勧めします^^
もちろん、軟式ボールと同様にバットの中心でボールを捉えても良いのですが、
どちらかというとその場合には、ライナーの打球が多く飛ぶ傾向にあります!!
軟式ボールの練習
軟式で良い打球を飛ばす為の最初に出来る練習はペッパーです。
投手役の人にボールを投げてもらい、
コースでしっかりと捉えて投手役の人にボールを打ち返します!
ミート力を向上させ、ボールをバットの中心で捉える訓練になるので、
最初はここから始めましょう。
徐々に慣れてきたら、5球連続のティーバッティングなどでスイングスピードを高めつつ、
すべてのボールをバットの芯で捉えているかを確認する!という練習を取り入れていきます。
そうすると、ボールを確実に捉えることが出来るので、

遠くまで飛ばすことができるようになります!!
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硬式ボールの練習
硬式ボールをより飛ばすために取り入れてみたい練習は、
回転椅子に座ってトスバッティングをするものです!
これは、回転椅子だからこそ、反動を使うことができないので、
うまくボールを飛ばすことができません。
その分、ボールに当てる角度とスイングスピードが無いと遠くに飛ばすことはできません。
この練習を繰り返すと、バットがボールに当たる角度を身体に染み込ませることが出来るので、

ぜひ取り組んでみてください^^
軟式と硬式の差を理解する
最初はボールの感覚の差に戸惑うことも多いかと思います。
ただ、少しずつ適応していきながら実戦感覚を養っていくと良いかと思います!!
軟式も硬式もスイングスピードが早い方がもちろん遠くまで飛ばせますので、
素振りはどちらにとっても有効な練習です。

基礎力を付けて、徐々にボールに合わせた技術を磨いていきましょう。
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まとめ
同じ野球ボールとしても、硬式と軟式で打ち方が変わってくる・・・
非常に興味深いですね^^
理屈を理解することで、現在悩んでいる方は解決することが出来るのではないでしょうか?
やはり硬式から軟式へボールが変わった方が1番この問題に悩んでいると思いますので、

是非、読んでいただいて解決していただければと思います^^
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